龙生九子

2023年度

みなさんこんにちは、わたしの最後の日記では中国の神話や伝説によく出てくる竜についてお話ししたと思います!といっても今回ご紹介するのは竜本人ではなくその子供たちについてです。
中国では龙生九子という神話として有名なようで、竜が様々な動物と交わることでその間に神獣が生まれたという話です。また龙生九子不成龙といって竜は9匹の子供達に恵まれたが誰も竜にはなれなかったという意味もあります。この神話をまとめるにおいて色々なサイトを漁ってみたところ子供達の生まれた順番や、九子に含まれる神獣たちには諸説があるようだったので今回は百度百科をもとに書きました。子供たちはそれぞれ姿形や性格が大いに違っていて、中国では各々が好む場所に合わせて置かれていることが多いです。

まず第一子の囚牛(しゅうぎゅう)は漢字からもわかる通り牛との子供です。音楽が大好きでことなどの楽器に彫られることが多いそうです。

第二子は睚䀝(がいし)で攻撃的な性格で殺戮を好むことから名将や宮廷近衛兵の武器に彫られ相手を威圧することに使われたそうです。

第三子の嘲风(ちょうほう)は幸運や威厳を象徴し手が非常に良く見えたため宮殿の軒に飾られています。嘲风をイメージして軒に飾られたのが下の写真のような鳥に乗った仙人と10匹の動物たちの隊列です。この並びには厳格な階級制度があり10匹を飾れるのは唯一紫禁城だけなのだそうです。

第四子蒲牢(ほろう)は吠えることを好むため鐘に彫られています。一説によると元々海辺に住んでいた蒲牢はクジラを恐れていてクジラに攻撃されると大きな声で吠えていたそうです。そのため昔の人々は鐘の音がよく響くようにと蒲牢を彫り、鐘を叩く木槌にクジラを彫ったそうです。

第五子である狻猊(さんげい)の姿は獅子によく似ており、性格も静かで火を好むため香炉などの足飾りにされることが多いようです。

第六子は覇下(はか)もしくは赑屃(びし)と呼ばれるその姿は亀によく似ています。伝説によると赑屃は常にその怪力で三山五岳を背負い、江河湖海で波風をたて災害を起こした罰として重い石碑を背負わされ勝手に歩けないようにされてしまったそうです。そのため中国の建物に使われている柱の多くを赑屃が担っています。

第七子の狴犴(へいかん)、別名別名で憲章(けんしょう)は虎に似ておりその性格は正義重んじで善悪を公正に区別するため牢獄に彫られているそうです。また静寂と厳粛さを保つ目的でホールの両側などにもよく彫られるそうです。

第八子である负屃(ふいき)は聡明な文竜で石碑の両側などに彫られるそうです。中国の石碑は非常に歴史が長く内容が豊富なため、光り輝く芸術的な石碑を好む负屃はこの艺术珍品を飾りその美しさをより際立たせるのだそうです。

第九子の螭吻(ちふん)、別名鸱尾(しび)は魚のような形をしていて火を避けると言われており屋根の両脇に飾られています。ちなみに日本のシャチホコもこの螭吻だと言われています。

このような伝説を知っていると実際に中国に来て建築物を見た際により楽しめると思うので興味のある方はぜひ色々調べてみてください。ここまで読んでくださりありがとうございます。それでは〜╰(*´︶`*)╯

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