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活動記録

2023年度秋のフィールドワーク

2023年度秋のフィールドワーク 目的  小石川後楽園へ行き、明の遺臣であり、江戸時代初めに日本に儒学を伝えた朱舜水の足跡を訪ねるとともに、HP作成のための写真を撮影します。  ここはもと水戸徳川家の江戸上屋敷の庭園だったところで、寛永6年...
活動記録

2022年度 秋のフィールドワーク

2022年度 秋のフィールドワーク 目的  韓国併合から13年後の1923年、関東大震災が首都圏を襲います。震災の直後に広まった流言飛語を信じた人々は、朝鮮や中国から来た人々を無差別に殺戮しました。保護しようとした警察署も暴徒に襲われ、警官...
活動記録

2022年度夏合宿

2022年度夏合宿 8月1日(月) 09:15 東京駅 団体待合所(学生用) 集合     (駅内でお弁当を買いたい人はこの時間に買ってください) 10:00 東京駅発(のぞみ219号) 12:30 新大阪駅着 12:50 大阪駅到着 13...
日中交流の史跡と文化

はじめに 朱舜水が残した友好の遺産

はじめに 朱舜水が残した友好の遺産  魯迅の旧友だった許寿裳は、日本留学時代の魯迅について、こんなエピソードを紹介しています。  魯迅が仙台で医学を学んでいた時のこと。東京へ戻る途中にふと立ち寄った水戸で、彼は意外な経験をしました。  水戸...
日中交流の史跡と文化

第1回 わたしの祖先は縄文人?

日中文化交流史 第1回 わたしの祖先は縄文人?  大学で日中文化交流史という授業を担当しています。その第一回にこんなクイズを出しています。二人のアジア人女性の写真をスクリーンに映してどちらが日本人かを当てるのです。学生の選択はほぼ半々。中国...
日中交流の史跡と文化

【コラム】日本人の起源に関する三重構造説

【コラム】日本人の起源に関する三重構造説 小中彩音  現代日本人はいつ、どのようにして誕生したのでしょうか。  現代日本人の起源については、1991年に埴原和郎はにはら かずろう氏が提唱した二重構造モデル(Dual Structure Mo...
日中交流の史跡と文化

第2回 金印はホンモノ?

日中の交流はいつから始まったのでしょうか。  秦代(西暦前221~206年)の徐福伝説のようなものは別として、史料と物証の両面から明らかなのは倭の奴国が後漢に送った使節でしょう。中国の正史の1つ『後漢書』には、建武中元2年(西暦57年)に倭...
日中交流の史跡と文化

第3回 邪馬台国と卑弥呼の時代

日中文化交流史 第3回 邪馬台国と卑弥呼の時代 魏の使節が見た古代日本  『三国志』の時代、魏の景初3(239)年のこと。邪馬台国の卑弥呼が魏に使節を派遣し、明帝から「親魏倭王」の称号と金印、銅鏡などを下賜されました。  金印はまだ発見され...
日中交流の史跡と文化

【コラム】壱岐島原の辻遺跡と「貨泉」

青木観雪  邪馬台国を訪れた魏の使節の足跡を伝える遺跡の一つに、壱岐島の原の辻はるのつじ遺跡があります。ここには弥生時代の環濠集落跡があり、『魏志倭人伝』が記す「一支国」の王都跡ではないかと考えられています。  『魏志倭人伝』によると、「一...
日中交流の史跡と文化

第4回 漢字がやってきた

日中文化交流史 第4回 漢字がやってきた 古墳時代の渡来人とは?  埼玉県行田市の稲荷山古墳から、1968年、1本の鉄剣が出土しました。その後の調査で剣の両面に115字の銘文があることがわかり、これが「獲加多支鹵ワカタケル大王」に仕えた人物...